志望業界がしっくりこない?"未来"じゃなくて"現在"に答えがあります。
こんにちは、SE-Laboです
本日もよく相談を受ける相談内容の一つをご紹介したいと思います。
「志望業界が実はしっくりきていない。なんでその業界で働きたいの?って聞かれて説明するけど、表面的な回答に感じてしまう。」
コーチングの際に志望業界をお聞きすると皆さん教えてくれるのですが、なぜその業界を志望したんですか?と深くお聞きしていくなかで、「あ、実はそれほどでもなかったです」という方と、「ああ、やっぱりこの業界で働きたいと再確認できました!」と反応が分かれることがとても多いです。
■理想の状態=現状+行動
特に就活にフォーカスしたコーチングでは大きく3つのことに関して理解を深めるお手伝いをします。
1つめが「理想の状態」であり未来の話です。具体的には「将来どんな業界で、どんな仕事をしたいか」と言う点に関して言葉に出していただき、深堀りしていきます。志望業界や職種に関してもこの作業を通じてお聞きします。
2つめは「現状」で、現在どんなことをしているのか、何が好きなのかという点に関して整理・分析していきます。ときには過去に遡ってお話をお聞きすることで、皆さんの思考スタイルのもととなった経験やイベントを一緒に見つけ、より深く現状を理解していきます。
そして3つめが「行動」です。これは先に整理した「理想の状態」と「現状」の差分(ギャップ)を明らかにし、それを埋めるためには何をしたらいいか、どうやって埋めていくべきなのかという点に関して共に考えていきます。
埋めるべきものが"プレゼンスキル"といった技術的なものであればレクチャーして、一緒に練習することで短期間で高めることも可能です。しかし、この対話を通じて「そもそも苦労してまでギャップを埋める気が起きない、理想の状態が実はそこまで魅力的でない」と気づくことも、実は多くあるのです。
■違和感の原因は「未来」でなく「現在」
志望業界や将来やりたい仕事といったことは"未来"の話です。ですので、これに違和感を感じるともっと他の未来の可能性をひねり出したり、情報収集が足りない!と考えがちですが、実は見つめ直すべきは皆さんの"現在"だったりします。
"未来"の話である「理想の状態」はいわば自由の爆発、いくらでも妄想して並べることが出来ます。
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メーカーで新商品マーケティングを担当して世の中にインパクトを出す!
スタートアップで一発あてて30代からは投資家として未来を作る、、etc
しかし、最終的にこれだ!というものを見つけるためには、いくら未来を妄想してもキリがありません。必要なのは妄想の数ではなく、「現状」と「理想の状態」が強固に結びつく背景やストーリーなのです。
そしてそのためには、自分が何が好きで、どんな思考スタイルであるのかといったことを、自分の言葉で語れるくらい深く考えて理解する必要があります。現状理解を突き詰めて考えた先にしか、理想の状態は見つからないのです。
■「現状」理解すると、面接官の質問も怖くない
就活はそういった意味で、改めて自分自身を深く知ることが出来るとても良い機会です。少し回り道に感じるかもしれませんが是非自分を見つめ直し、現状を整理して、腹落ちする理想の状態を見つけ、そのギャップを一つづつ埋めていきましょう。
就活は学生の立場と面接官の立場では景色がかなり異なります。皆さんにとっては大一番ですが、面接官は似たような志望理由を一日に何回も聞いています。そのままだと皆同じで評価出来ないため、追加情報を得るため沢山質問します。
現状をしっかりと理解しておくと「あなたの希望している業務はこんなネガティブな面もあるけど本当にやりたい?」みたいな意地悪な質問にも、ガクチカや過去の原体験をもとに自信を持って力強く答えられます。これは事前に「理想の状態」を現在の自分と結びつけて深く考え、準備しているからこそ可能であり、そしてこの差が就活では大きな違いを生むのです。
言葉にしないとなかなか見つかりませんが、自分がつい繰り返している言葉に、皆さんが実は大切にしている信念が隠れています。言葉にするからこそ、自分の説明の矛盾にも早く気づくことができます。なかなか一人では見つけづらいそれらを一緒に探し、しっかりと表現するお手伝いをSE-Laboでは行っております。
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